こんにちは、事務員のいべです。
今日は彼氏から聞いた、うちのお向かいさんの話です。
私の住んでるところはお家同士の距離が近く、窓を開けてたらご近所の会話が聞こえてくるレベルです。
長く住んでいる方が多く、みなさん顔見知りのようで、穏やかなご近所さんが多く、とても平和な街です。
そんな、うちのお向かいさん、Aさんと、そのお隣に住んでるBさんとの会話を、うちの彼氏が微笑ましく聞いていたという話なのですが、ちょっといい話っぽかったので、記事にしました。
以下、その会話です。
Bさん「私、ごはん食べようと思ったんだけど、なくなってて、あなたにあげたのかしら?」
Aさん「さっきもらったわよ」
Bさん「あら、そうだった。もうすぐヘルパーさんがくるからごはんたべとかないとと思って。でもなくなってたから、あれ?あなたにあげたのかなと思って」
Aさん「もらったわよ〜。もう食べちゃったわよ〜」
Bさん「あら、そうなのね。ヘルパーさんがくる前にごはん食べないとと思って、探したんだけどなかったから、あなたにあげたのかしら?と思って聞きに来たんだけど〜」
っていうのを10回ぐらい繰り返してたそうです。笑
彼氏は思わず吹き出してしまったそうなんですが。笑
私も吹き出したわ。笑
結構同じ会話続くから、彼氏はいつまで続くのかな〜と思いながら聞いてたら、Aさんが
「そのパジャマいいわね」
と、話題をすり替えたんです。するとBさんも、「あ、これ?いいでしょ〜」と、さっきまでのごはんの会話が変わったんですね。
この会話すごいのが、何度も同じ話をするBさんに対して、Aさんは声を荒げることもなく、同じ調子でずっと喋ってたそうで。
Bさんは認知症があり、たまにこうして忘れたことを訪ねにくるみたいで、Aさんはそれを上手に聞いて、うま〜く会話を誘導して、Bさんが帰るのを待ってるっていうのが、日常の様です。
これ私がAさんだったら同じことできるかな〜って、すごいな〜って、思ったんですよね。
同じ会話を繰り返すタイプの認知症の方には、有効な会話かもしれません。
それにしてもなごんだ。笑
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